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M&Aとは

M&Aとは

M&Aは、大企業だけでなく中小企業でも取り組むべき重要な企業戦略の手段であり、特に近年は注目が集まっています。

01   おもなM&A(Mergers & Acquisitions)

M&A(エムアンドエー)とは『Mergers(合併)and Acquisitions(買収)』の略です。
M&Aの意味は、企業の合併買収のことで、2つ以上の会社が一つになったり(合併)、ある会社が他の会社を買ったりすること(買収)です。
M&Aの広義の意味として、企業の合併・買収だけでなく、企業間の提携、例えば共同持株会社や合弁会社の設立、資本業務提携(発行株式の一部保有)までを含める場合もあります。

02   買収(事業継承において最も多く取られる形態)

株式を取得(譲渡)する方法と、事業を取得(譲渡)する方法があります。
株式を取得した場合、買収された企業の法人格(契約・許認可・ライセンス・債権・債務等)はそのまま残ります。
事業を取得した場合、買収された企業の法人格は残りません(必要とする資産・事業・人員等のみが移動する)。

03   合併(吸収合併、新設合併)

合併…複数の会社が一つの会社に統合されること
◆ 吸収合併は、1社だけが存続し、残りの会社がこれに吸収されて消滅します。
吸収された会社の資産、負債、すべての契約は、そのままの条件・内容で存続会社に引き継がれます。
吸収された会社の株主は、存続する会社の株主になります。
◆ 新設合併は、合併する会社を解散して新しく設立する会社に統合します。
解散する会社の資産や負債、すべての契約は、そのままの条件・内容で新設会社に承継されます。
解散された会社の株主は、新設された会社の株主になります。

04   共同持株会社の設立

・持株会社はその名の通り株式を保有するためのものであり、傘下の会社を支配するために、その会社の株式を保有する会社を共同で設立することを、共同持株会社の設立といいます。
・既存会社が完全親会社を設立したうえで、それぞれの既存会社の株主が保有する株式をその完全親会社に移転させます(株式移転方式)。
・共同持株会社は、100%親会社として子会社経営の管理や戦略の立案などを担当・監査し、グループ全体を統括・監督します。

05   合併会社の設立

・特定の事業を行うことを目的として複数の会社が出資を行うことにより設立します。
・複数の会社が出資して事業を行うことから、単独で事業を行うよりも失敗したときのリスクを少なくすることができ、各々の企業が有している既存の技術等を活用することにより開発のスピードを速めることなどが期待されます。
・合弁会社で得られた利益は通常、合弁契約に基づき出資比率に応じて各出資者に配分されます(出資比率と株主の権利については、「事業承継の手段としてのM&A」4を参照)。

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